Arai Koh's Create Life

シナリオライター&ゲームライター・アライコウのブログ。創作、新旧の商業・インディーノベルゲームなどについて書きます。

Steamでコントローラー対応ゲームを出す場合に気をつけなければならないこと

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 私がリリースしているホラーアドベンチャーゲーム『BAD END』と、魔法活劇ノベルゲーム『魔法使いの見た夢』のSteam版が、近日中にコントローラー完全対応でアップデートされる予定です。
 これらの作品で使用しているゲームエンジンADV+++が、ここのところコントローラー対応のアップデートを重ねており、それがついに形になるという感じです。つまりADV+++を使えば、誰でもコントローラー対応のノベルゲームを作れるのですね。

 ところで先日、このようなツイートが話題になっているのを発見しました。

 各社のゲームコントローラーの仕様の違いについてです。パブリッシャーとしてSteamに多くの作品を送り出しているぱぃろ(@Piro_Shiki)さんは、次のようにコメントしています。

 

 私はファミコン世代なので「右のAボタンが決定」「左のBボタンがキャンセル」という感覚が染みついています。あと「◯ボタンが決定」で「×ボタンがキャンセル」というのも常識になっています。少なくない日本人ゲームユーザーがそうなのではないでしょうか。
 しかしその感覚が国外でも当たり前だと考えていると、思わぬ落とし穴にハマってしまいます。実は米国やヨーロッパでは「◯ボタンがキャンセル」で「×ボタンが決定」というのがスタンダードです。なんでそうなっているかは結構複雑な問題なので、興味のある方はググってみるとよいでしょう。

 そこでSteamにおけるコントローラーの問題です。Steamユーザーにもっとも支持されているのはMicrosoftのXboxコントローラーで、そのためADV+++でもこれを使用することが想定されています。
『BAD END』も『魔法使いの見た夢』も日本語⇔英語の切り替えができるのですが、コントローラーのボタン配置を、国内外双方のユーザーに最適化させる必要があります。そこでこんな風になりました。

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 操作説明の画面ですが、日本語と英語で異なる部分があります。
 日本語では「Aボタンがキャンセル」「Bボタンが決定」ですが、英語では「Aボタンが決定」「Bボタンがキャンセル」です。

 私は元来Xboxユーザーではなく、このSteamのためだけにXboxのコントローラーを購入したのですが、国内外でボタンの仕様が違うことには、やっぱり戸惑いますね。しかしこれは、こういうものだと割り切るほかありません。
 コントローラー周りに関しては、ADV+++は今後もアップデートしていきますので、いずれオプション画面で切り替えができるようになる予定とのことです。

 ともかく、海外のSteamユーザーを混乱させるようなことは、これで避けられるでしょう。コントローラーでビジュアルノベル(海外ではこの呼び名が標準)をやりたいというユーザーの目に留まれば、と思っています。

Xbox One ワイヤレスコントローラー (ホワイト)

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  • 発売日: 2016/11/24
  • メディア: Video Game