Arai Koh's Create Life

シナリオライター・アライコウのブログ。創作、新旧のインディーゲームなどについて書きます。

クラウドファンディング大成功記念! 『天穹の境界線』体験版レビュー

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 先日紹介した『天穹の境界線』、クラウドファンディングは最終的に190万円以上、250人のパトロンを集めて大成功を収めました。おめでとうございます。

www.araicreate-blog.com

 リリースまでに少しでもこの作品を知る人が増えることを願って、今回は体験版レビューをしてみたいと思います。

東雲陽翔(しののめはると)は、過去に嫌な思い出を持ち、人と関わることを好まない人間である。
そんな陽翔にも、心を許せる二人の人がいた。
「はるくん、おはよう!」
小さな頃から仲が良く、お互いの生活を支え合うほどの仲の幼馴染、八坂琴音。
「相変わらずだね、陽翔は」
陽翔の過去を理解し、声をかける彼の親友、佐伯岳。
この2人と関わるだけの平凡な毎日を彼は過ごしていた。

 

彼のクラスには、もう一人、人と関わることを好まない金髪碧眼の少女がいた。
お互い接点のない、ただのクラスメイト。
彼が“あの光景”を見るまでは。

 

ある日の夕方、街の1番大きな教会へ行った陽翔はそこで彼女の姿を見る。
だが、そこで見た彼女はいつもの彼女ではない、“もう一人の彼女”であった。

 

この出会いを境に、陽翔の色褪せた日常は大きく変わっていく。

 

自らが生き、恋をすることの意味を考え、今まさに青春時代を送っている学生たちが出した答えを描き上げた純愛青春ストーリー。

 まず驚いたのが、非常にテキストが読みやすいことです。高校生のときの自分にこれくらい読みやすいノベルゲームを作れと言われても、絶対無理です。テキスト面では、まずは安心といったところです。

 両親よりも可愛がってくれた祖母と死に別れて以来、人と関わりを持ちたがらない主人公。彼の周りには甲斐甲斐しく世話を焼く幼馴染、よき親友。そして普段は接点のない金髪碧眼のクラスメイトが、ある秘密を持っていると知って……。筋立てからキャラクターまで、非常にオーソドックスな現代ファンタジーです。ごく短い体験版でしたが、作品の雰囲気は十分に掴めました。現役の高校生が紡ぐ思春期ストーリーとはどんなものか、この先に期待が高まります。

 主要キャラクターがフルボイスというのはすごいですね。演じているのは代々木アニメーションの中高生だそうで、つまり声優の卵というわけです。さすがにプロ並みというわけにはいきませんが、十分に聞けるクオリティ。ただボイスの音量がバラバラに感じたので、ここはしっかり調整してほしいかなと。

 クラウドファンディングが成功したとはいえ、これからいろいろと苦労があるでしょう。しかしパトロンの期待に応えるためにも、しっかり作り込んだ良作になることを願っています。