Arai Koh's Create Life

シナリオライター・アライコウのブログ。創作、新旧のインディーゲームなどについて書きます。

「拙い翻訳でも、ないよりあったほうがいい?」海外のノベルゲームファンに聞いてみた

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 何度か語っていますが、ホラーアドベンチャーゲーム『BAD END』は当初、拙いながら自力で翻訳し、海外市場に打って出ました。

 厳しい評価もありましたが、好意的なプレイヤーも意外に多く、大きく売上を伸ばすことに成功しました。その後、有志のネイティブスピーカーが翻訳の改修を申し出てくれて、さらにクオリティが上がり現在に至っています。

 そういうわけで「拙くてもとりあえず翻訳して出したほうがいい」という立場でしたが、最近はその考えも変わってきました。ダメとまでは言いませんが、もうかつてほどの上手い展開を期待するのは難しいということです。

 ここのところ商業の美少女ゲームも、当たり前のように翻訳されてSteamでリリースされています。自然、プレイヤーの目も肥えてきました。いい翻訳がされている商業ゲームがあるのに、拙い翻訳のインディーゲームを手に取ろうという人は、そうそういるとは思えません。

 とはいえ、実際生の声を聞いてみないことには何とも言えません。そこで数ヶ月前、Facebookのノベルゲーム愛好家のグループで、アンケートを採ってみたことがありました。お題はずばり、「拙いな翻訳でも、ないよりあったほうがいい?」です。その結果がこちら。

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  1. ないよりはいい
  2. いらない
  3. 細かいことは気にしない

 の3択アンケートでしたが、1番目と2番目が票を分け合いました。3番目は少数派です。

 2番目が多数派を占めると思っていたので、これは意外でした。とはいえ、半分がノーという以上、喜べる数字でもありませんね。

 やはりノベルゲーム翻訳のクオリティに対する要求は、日々上がり続けていると考えたほうがよさそうです。「頑張って翻訳したみたいだから評価してあげよう」なんて声は、まったく期待できないとは言わないまでも、頼りにできるものでもありません。

 

 

 そんなわけで、『BAD END』に続き拙い翻訳で海外市場に挑戦した『魔法使いの見た夢』も、先日から改修計画が進められています。

 上がってくるファイルをチェックしてますが、劇的に文法が改善されています。しかし日本のプレイヤーも増やしたいと思っていますので、手にとっていただけるとありがたいです。