Arai Koh's Create Life

シナリオライター・アライコウのブログ。創作、新旧のインディーゲームなどについて書きます。

奈須きのこが大絶賛したFate二次創作ノベルゲーム

 同人ノベルゲームに多大な影響を与えたTYPE-MOONの『月姫』、そして『Fate/stay night』。これらの二次創作といえば、18禁かアクションなどの他ジャンルがほとんどで、本格的な物語性を持つ作品はほとんどありませんでした。ノベルゲームにするとなると、TYPE-MOON作品の圧倒的な映像演出、そして奈須きのこ氏の文章力には敵うべくもないので、自然と制作者も敬遠していたのではと思います。
 しかしサークル玖次元がリリースした『The Law of Contradiction』は、本家に勝るとも劣らない演出を兼ね備えた一級のノベルゲームで、奈須氏も大絶賛していました。

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Fate/hollow ataraxia』にて人気を博したバゼットを主人公に据えた短編で、ゲームエンジンにはFlashが使用されています。そして立ち絵を用いずに、一枚絵の連続のみで構成されているのが特徴でした。
 バゼットがとある街で死徒退治に乗り出し、そこへ標的を同じくする『月姫』のシエルが参加してくるというのが大まかなあらすじ。演出だけでなく文章も本家と遜色なく、クールで躍動感があり、これには目の肥えたTYPE-MOONファンも満足だろうと思わせました。
 死徒との戦いなど前哨戦に過ぎず、クライマックスは魔術協会のバゼットと聖堂教会のシエル、相容れないふたりのすさまじい激闘! このシーンには、Fateを初めてプレイしたときのような感動が蘇ってきました。

 ふたりがどのように決着したのかは、ぜひともプレイして確かめてほしい……のですが、2006年の作品のため、さすがに今は入手困難です。オークションか中古ショップで見つけてみてください。

Fate/hollow ataraxia PlayStation Vita the Best

Fate/hollow ataraxia PlayStation Vita the Best