Arai Koh's Create Life

シナリオライター・アライコウのブログ。創作、新旧のインディーゲームなどについて書きます。

フリーゲーム時代からヒット連発。大人気やり込みSLGシリーズ

 同人ゲームはもっぱらノベル・アドベンチャーを愛好してきましたが、もちろん時にはそれ以外のジャンルもプレイしてきました。中でもこちらを特に。

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 個人サークル犬と猫による、ファンタジー世界イシュワルドを舞台にしたRPGシミュレーションゲームシリーズ。写真は第1作の『水色の塔』と第2作の『レミュオールの錬金術師』、そのダイソー版(100円)です。当時は人気のあるフリーゲームをこうした形で売るということがよくありました。
 多少の追加要素があるとはいえ、フリーで出ていたものをなぜお金を出して買ったのかはよく覚えていませんが、作者さんを応援したいという気持ちがあったのだと思います。

 このシリーズの人気を確かなものにしたのは『レミュオールの錬金術師』でした。シンプルなシステムと可愛らしい作風、そして恐ろしいほどのやり込み度に、ハマる人が続出。特に2004年の窓の杜大賞に入選するという快挙を成し遂げます。現在はゲーム部門が設けられていますが、当時は実用ソフトのノミネートが中心。ゲームが入選することは珍しかったのです。その後、ニンテンドーDSスマホにも移植されました。

 やがて有料ゲームの制作にシフトしたこのサークルは、1年に一度のペースで作品を発表しています。もちろんいずれも各ダウンロードサイトでヒット。今年も最新作の『王国のソウルスミス』が、ベクターのプロレジ大賞でゲーム・アミューズメント部門賞を射止めました。

王国のソウルスミス

 フリーゲーム作者からスタートし、今では自作ゲームの売上だけでやっていけている……クリエイターとしてこれほど素晴らしいことはないでしょう。このシリーズはまったく未経験という方は、まずはフリーの作品からいかがでしょうか。